第70回(増田德兵衞 氏 株式会社増田德兵衞商店 代表取締役社長)

開催日:2017(平成29)年9月21日(木) 19:00~(WITH YOU)


集合写真70回

講 演 :日本の酒・世界の酒
     「古きものと新しきものへの挑戦」

【講 師】
増田德兵衞(ますだ とくべえ) 様 株式会社増田德兵衞商店(清酒月の桂)  代表取締役社長
  1955年(昭和30)4月29日 生まれ
  
〈経歴〉
  1978年(昭和53)3月    京都産業大学経済学部卒業
1978年      酒類問屋 ㈱岡永(東京日本橋)入社
1983年      株式会社増田德兵衞商店 常務取締役
1991年      株式会社増田徳兵衞商店 代表取締役社長(14代目)

主な役職
1987年~91年      京都府清酒青年協議会 代表幹事
1991年~97年      近畿清酒青年協議会 会長
1995年~99年      京都伝統産業青年会 会長
1999年~05年      日本酒造組合中央会 評議委員
1999年~05年      日本酒造青年協議会 会長
2000年~08年      日本酒造組合中央会 需要開発副委員長
2000年~02年      京都商工会議所青年部 副会長
2008年~16年      日本酒造組合中央会 理事・海外戦略委員長
2008年          京都教育大学 一般教養  講師
2010年          伏見酒造組合 理事長
2010年          近畿酒造組合 理事
2010年          京都府酒造組合 副理事長
2010年          一般社団法人事業承継学会 理事 
2011年          宗教法人 平等院 執行役員理事
2013年          桃山学院大学 エンターテイメント講座 講師
2013年~15年      農林水産省 和食ユネスコ無形登録 委員
2014年          一般社団法人 全日本・食学会 理事 酒部会長
2014年          一般社団法人 ミス日本酒 顧問
2014年          宗教法人 仁和寺 理事
2015年          一般社団法人 和食文化国民会議 理事 部会長
2015年~17年      京都国際親善大使任命
2016年          日本酒造組合中央会 乾杯推進委員会委員

趣味:読書 テニス 骨董 食べ歩き ドライブ 音楽鑑賞 釣り
家族構成 :2男、1女の5人家族

業 績 書
創 業  延宝3年(1675)
設 立  昭和28年(1993)12月26日(株式会社)
京都・伏見の中で最も古い蔵元のひとつ。明治以降忘れられていた「どぶろく」を現代に復活させた(13代目・德兵衞/幼名・恵一)日本で最初の酒蔵として、すでに、醸造学の最高権威・故坂口謹一郎博士(東大名誉教授)から、「元祖」のお墨付きを頂戴している。「大極上中汲にごり酒」は昭和39年(1964)に初めて誕生。“にごり酒”は熱殺菌をしないで搾ったそのままを瓶詰めにした季節感と個性を強く感じる『発泡性・活性生にごり酒』【米のスパークリング】ともいうべき酒を全国に発売。(昭和41年)
昭和41年から京都と東京で「月の桂にごり酒の会」を発足。平成29年6月現在、京都会:411回、東京会:388回、大阪会50回、浜松会510回、新潟会123回。合計で1482回を数え、日本酒の会では最長最古となりました。
また、昭和40年(1965)より古酒を造り始め、磁器の甕に囲った10年秘蔵大吟醸古酒「琉珀光・特別酒」を昭和51年に全国にさきがけて発売(当時、2級酒で10000円)。長期熟成の日本酒のパイオニアでもある。
また、平成4年から伏見の特定農家と契約し社長自らも田植え稲刈りをして無農薬有機栽培米「祝」や京都原産の「旭4号」米も復活し、「平安京」や「祝米・純米吟醸にごり酒」を発売。
平成8年から、アルコール度数8%の新タイプの純米酒「抱腹絶倒」、発泡性低アルコール純米酒「吃驚仰天」「稼ぎ頭」など、ユニークな製品も発売している。
輸出は、米国・東南アジア・ヨーロッパ・豪州など、各国へ輸出している。
季節感と個性を大切に「酒は文化なり」という神髄を示す。谷崎潤一郎氏、永井荷風氏、中村真一郎氏、武田泰淳氏、開高健氏、水上勉氏、瀬戸内寂聴氏など酒仙を標榜する作家や文人が書き記す処多し。また、映画監督・小津安二郎「小早川家の秋」のモデルや、黒澤明監督も月の桂の愛飲家であった。