第76回(まつうらようこ さん・三田 康明 氏 京都府国際センター 常務理事)

開催日:2018(平成30)年9月20日(木) 19:00~(WITH YOU)

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<特別出演> シンガー・ソングライター まつうら ようこ 様


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<講演> 三田 康明 様 公益財団法人 京都府国際センター 常務理事

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■シンガー・ソングライター まつうら ようこ 様 <特別出演>
お歌とトークライブ (滋賀・京都・大阪で活躍)
ホームページ http://www.matsuurayoko.com/


■講 師 三田 康明 様 公益財団法人京都府国際センター 常務理事

◆講演テーマ◆
① 中小企業のグローバル化とその担い手
■少子高齢化と外国人労働者増加の背景
■求める人材の見える化と「コスト」から「投資」へと変化する人財(人的資産)評価
■採用する側と採用される側が共に、変化・成長できる職場環境を目指す
■市場の変化に対応できる経営モデルとそれを担える人材
 ~失敗から学ぶ勇気と成功体験を捨て去る勇気/苦労の数と成長はカップリング~

➁ グローバル人材の受入れ態勢
■国籍・人種・性別等の個人属性に固執せず、逆に多様性を強みとする職場環境
■ダイバーシティ経営に大きく舵を切はじめた日本企業
■採用試験の在り方とダイバーシティな職場環境が多様な人材確保の決め手となる
■異なる生活文化・習慣、価値観、思考、発想などの多様性にこそ、新たなパラダイムシフトを引き起こす
 イノベーションのヒントがある
■グローバル化を目指す中小企業とその担い手とは・・・~その実像と虚像~
■業界によって求められるグローバル人材像は異なるが、こうした人材採用のスタートラインは、「社会人
 基礎力」の有無が重要なポイン
■「社会人基礎力」があってこそ、グローバル人材として大きく開花する
 ~適任なメンターの存在と「手塩にかけて育てる」ということ~

③グローバル人材を活かす経営リーダーに求められる能力
■今こそ、人材の多様性を自社の強みとして活かせる経営リーダーが求められる
■多様なグローバル人材の求心力となる経営リーダーに求められる3つの複合戦略眼~「虫の眼/MICRO」・
 「鳥の眼/MACRO」・「魚の眼/STREAM」~ 
■「単独部署完結型の仕事」から「組織を跨るタスクフォース型による仕事」の進め方がメジャーとなる
 ~異なる思考ベクトルから大きな複合力を引き出し、束ねる力量が問われる~

④グローバル人材のキャリア形成
■グローバル人材の複合型キャリア形成 ~「営利か非営利か」から「営利も非営利も」へ~
■将来起業やスピンアウトを目指す人材は、大企業より中小企業でキャリア経験を積むことが確実に
 プラスとなる
■ライフサイクルに応じた働き方の多様化と顕在化するキャリア格差
 (就職から定年退職まで同一企業で働き続けることがメジャーではなくなる時代が確実にやってくる)

➄ 世界の動向と中小企業のビジネスチャンス
■イノベーションをめぐる合従連衡の世界市場の動向
 イノベーションAI(人工知能)やBig Data、I o T、Fintechなどの進展と相俟って、国や企業規模を超えて
 異業種企業間でもアライアンスが進み、De Facto Standard (事実上の世界標準)をめぐる協働と競争が激化

■「米中貿易戦争」の背景で進行する世界覇権のパワーシフト
 こうした変革期を迎え、ドイツでの第4次産業革命とも言われる製造業のデジタル化計画「インダストリ
 ー4.0」や、中国での「中国製造2025(メイド・イン・チャイナ2025)」が新た国家目標として掲げられてい
 る
■「GDPR」(EU一般データ保護規則等)による制限の背景~Binding Corporate Rules~
 市場動向をも左右する個人情報の利用にあたってEU域内の個人データをEU域外に持ち出すことを厳に
 制限する法律で、EU加盟国全てに適用され、日本企業のEU域内での活動にも大きな影響を及ぼす。

➅ 結  び
■グローバル人材の採用・育成・戦力化・定着化にはその覚悟と根気が不可欠
■自社のミクロ最適だけでなく、顧客や社会も含めたマクロ最適が持続ある企業成長を支える
 ~時空を超えた「老舗企業」の家訓・社訓に秘められた不易と流行~ 

三縁の会

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